2022/07/25
筋緊張性頭痛とは
日本で頭痛持ちの方がどれだけおられるかご存じですか?
現在日本人の3000万人の方が頭痛持ちと言われており日本時の約4割になります。
頭痛には「筋緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛」3つ代表的な頭痛があります。
今回は「筋緊張型頭痛」について紹介します。
筋緊張型頭痛は精神的なストレスや、首や肩のこりや姿勢によって首や肩の筋肉が緊張することで起こります。最近ではスマートフォンを見る時間が増えた事が原因で頭痛に悩まされる方も増えてきました。
筋緊張性頭痛とは肩こりからくるような、首から頭までに痛みがあり、締め付けるような痛みが特徴です。嘔吐はありません。
頭痛がずっと続いている。頭全体が締め付けられる方は緊張性頭痛を疑ってみてください。
※筋緊張型頭痛になりやすい人※
・仕事でパソコンをよく使う
・猫背
・夜寝るのが遅い、寝付きが悪い
・仕事や家庭でストレスを感じる
・目が疲れやすい
・ストレスを溜めやすい
・運動をしない
緊張型頭痛になりやすい人の特徴を見ていると日常生活が原因になっていることがよく分かります。
日々の姿勢や体への負荷かから頭痛を感じるのは理解しやすいですが、
ストレスは精神的に緊張した状態が長く続くと、脳の痛みを調整する部位が機能不全を起こし頭痛を引き起こしてしまうのです。
筋緊張型頭痛と疑う場合はまず当院を受診ください。
筋緊張性型頭痛ではない病気の可能性もありますし、別の病気が隠れている可能性もあります。
症状が発症している時は鎮痛剤を、予防に抗不安薬や筋肉を緩める薬を処方します。
まず痛みを取り除く事を優先します。
次に生活習慣を見直していただき、ストレスを溜めすぎないよう注意していただき予防に努めていただきます。
現代の生活のなかで筋緊張型頭痛は避けられないのかもしれません。
人一倍気を遣われたり、頑張っておられる方に症状がみられるので、ゆたかクリニックはそんな頑張っておられる方の力になりたい考えています。