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顔をぶつけたFace

顔面の骨折について

交通事故やスポーツの事故、けんかなどで顔面を強くぶつけると、顔面骨折をときに起こします。鼻や頬骨は出っ張っているので骨折しやすい部位です。 
顔をぶつけた時に鼻出血があり、さらに鼻や頬の皮下出血、変形があるときは骨折の可能性があります。鼻や頬の骨折では顔つきが変わってしまう他に、骨折に伴う様々な症状や合併症が問題になります。
鼻骨骨折では、鼻の奥にある頭蓋底も一緒に折れる場合があり、嗅覚が無くなったり、脳の周囲にある髄液が鼻を通って漏れたり、最悪、髄膜炎脳膿瘍を起こすことがあります。
頬骨骨折では痛くて口が開かない、咬めない、頬の感覚が鈍いといった症状が出ます。
鼻骨や頬骨に骨折がある時に鼻を強くかむと、骨折部を通って空気が頭蓋内に入ったり(気脳症)、頬の皮下に出て急激に頬が腫れ上がったりします(皮下気腫)