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認知症の基本知識と早期発見のポイント

2023/09/22

認知症の基本知識と早期発見のポイント

認知症とは

認知症とは、一度は正常に発達した「記憶」「学習」「判断」「計画」といった脳の知的機能(認知機能)が後天的な脳の器質障害によって低下し、日常生活・社会生活に支障をきたす状態です。

認知症と物忘れとの違い

 

物忘れは誰にでもみられる、年相応の老化現象ですが、認知症は脳の器質障害によって引き起こされる疾患です。

認知症は頭部MRI検査を行うと古い脳梗塞や、海馬の萎縮、大脳の萎縮などの変化がみられます。

物忘れと認知症の違いを以下にまとめます。

項目 物忘れ 認知症
忘れ方 体験したことの一部を忘れる 体験したことの全体を忘れる
自覚症状 ある ない
日常生活 支障は少ない 支障がある
進行 悪化はみられない 悪化していく
その他の症状 なし 段取りよく物事を行えない、見当識障害(今日の日付や自分の誕生日がわからない)など

 

認知症の原因

認知症を引き起こす原因にはさまざまな疾患があります。高齢者に起こる認知症のほとんどは大きく2種類に分類されます。

  • 変性性認知症

加齢による脳の変性(萎縮)が原因で起こる認知症です。代表的なものにアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあります。

  • 脳血管性認知症

脳血管の障害が原因で起こる認知症です。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などにより生じます。

全認知症の20〜30%を占め、アルツハイマー型認知症の次に多いと言われています。

認知症の早期発見のポイント

認知症は早期発見・早期治療が重要です。早期発見のポイントを以下にまとめます。

  • 家族や友人が注意する

物忘れや行動の変化に気づいたら、家族や友人が注意しましょう。

  • 認知症の検査を受ける

物忘れや行動の変化が気になる場合は、医療機関を受診して認知症の検査を受けましょう。

まとめ

認知症は診断が難しく、その診断内容によって家族の対応や病院での治療方針が決まります。自覚症状も出にくいため、気になる方は一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。