2022/09/12
水虫の正体と予防方法
水虫は日常生活で感染する可能性があります。予防がとても大切です。
水虫は男性の方が多い印象もありますが、最近では女性の水虫の方も多くみられます。
水虫の正体は?
水虫は感染症の1つで白癬(はくせん)という菌が原因です。
白癬とはわかりやすく言えばカビです。
白癬には水虫である足白癬以外にも、爪白癬や手白癬、生毛部白癬など、いくつかあります。
水虫の症状3タイプ
・趾間タイプ
よくある水虫の症状で指と指の間の皮がむけたり、ぐちゅぐちゅした状態です。
・角質増殖タイプ
足の裏が硬くなり、角質がボロボロ落ちる状態です。
特にかかと周囲でみられることが多い。
・小水疱タイプ
足の内側や土踏まずのあたりに小さな水疱ができます。
中には赤くなるものもあります。
水むしを放っておくとどうなるの?
・爪白癬
爪白癬は足の白癬が爪にも感染を起こしてしまう状態です。
爪の中まで塗り薬が浸透しないので白癬菌が残ってしまいます。
爪白癬を完治しようと思うと飲み薬も必要になります。
個人差はありますが6ヶ月くらい要します。
・二次細菌感染
水虫になると皮膚が弱くなり、水虫の箇所から別のばい菌が入ってしまい二次感染を起こしてしまう事があります。足の腫れや痛みが生じ、熱がでることもあります。
・白癬診
白癬菌に対するアレルギー反応で、白癬菌がいない所に症状が現れます。
傾向として多いのは、手に水疱ができたりします。
水虫の予防方法
水虫の感染は接触感染です。
ですから、水虫が触れることで、菌が付着し感染する恐れがあります。
水虫の方とのスリッパやタオル、お風呂のマットなど共有することで感染してしまします。
水虫予防で重要なことは
・常に清潔な状態に保っておく
・水虫を他の方に移さにように気を付ける
(お風呂場で足を洗い、指の間もしっかり拭き乾燥させる)
・タオルやスリッパバスマットなど共有を避ける
お年よりになると、ご自身で爪を切れない方もおられます。
ゆたかクリニックでは、薬の処方始め爪のケアも行っています。
水虫で不安や完治されたいと思っておられる方は一度来院ください。